コロナ時代と白隠禅師【瀬上一憲】

2020.11/18

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

一日の最高気温と
最低気温が大きくなると、
いよいよ、冬到来です。

そして、たまにある暖かい日よりも
強い寒気が流れ込んできて震え上がる日が増えてきます。

 

そういう季節の変わり目が
より強く感じられ、そしてそのことが
ストレスとして不安を増幅させます。

ここに来て、コロナ禍の
ホットスポットになりつつあった
青森県は、ようやく落ち着きを取り戻してきました。

 

 

それでも、北海道や首都圏の
感染者数を伝える報道を見るに、
この先どうなっていくんだろうという不安が頭を離れません。
そういう不安感を抱くのは、自分だけではないでしょう。

 

 

なかなかこの状況下に置いて、
コロナは全く怖くないし、経営も揺らぎない、
金銭面の不安もまったくないという「恵まれた」人は
果たしてどれぐらいいるのか。

 

 

自分などは、健康不安から始まって、
整体院の経営に至るまで、なかなかに
悩みが尽きることがありません。

 

 

今週の日曜日、
早朝にオンラインセミナーがあり、
それを視聴したときのことです。

 

「呼吸」のことをテーマに
お話が始まったのですが、鬼滅の刃から
白隠禅師の丹田呼吸法にまで広がりを
見せるなかなかない面白い展開でありました。

 

 

恥ずかしながら、
鬼滅の刃については、
アニメはおろか漫画すらも
全く読んだことのない私にとって、
呼吸についてもなかなかに含蓄のあるシーンが
出てくる事自体大層な驚き、でしたが。

ただ、白隠禅師の丹田呼吸法と
内観については、この仕事をしている都合上、
聞きかじり程度の知識はありましたが、
まさか、このコロナ禍における現代を
救う標になるなど想像もつきませんでした。
不安を抱く心や気持ち落ち着かせるのは、
自律神経を沈めなければならないが故に、
呼吸が大事になってくるというのがそのポイント。

 

 

吐き切った後に息を吸い込む
(腹式で)で心を落ち着かせ、
更に内観で自分自身を見つめ
直すことによって気持ちに整理をつける。
世の中の不安要素が消えて
なくなるわけではありませんが、
それに左右される不安定な自分でなくなることは確か。

 

白隠さんみたいになろうとすると、
とかく我々凡人は、道を踏み違えてしまいますが、
一日のうちの本の一時、彼の教えに従って、
心や体を浄化する時間を持ちたいものです。