無理ですよ【安治久志】

2020.11/10

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと
「あおのりです。」

11/9に初雪が降りました。

徐々に寒くなるなら体も
ついていくのですが、急激に寒くなると
体もついていけなくなるし、
タイヤの履き替えが済んでいなかったり、
と急にバタバタと慌てることになります。

 

一番顕著なのが、急激な寒さとタイヤ交換でぎっくり腰になるパターン。

 

毎年繰り返されるお約束ごとであります。

 

ぎっくり腰ならば、ウエルカムなのですが、今日はなかなかに悩み深きお話がテーマ。

 

それは一本の電話からはじまりました。

 

第一声が、「おたくさんは、保険使えますか?」
 

「申し訳ないんですが、ウチは使えないんですよ。
保険適用をお探しでしたら、整骨院を
お調べいただいてお電話されてはいかがかと。」

 

そう言って電話を切ろうとしたら、
実は、と切り出されまして。

 

要は、股関節の調子が悪く、
整形外科に診てもらったら、
根本的に治すには手術しか無いと、
市民病院に紹介状を書かれているとのこと。

それでも、手術はしたくないので、
町の整骨院に通っているのだが、なかなか好転しない。

 
そこで、あなたのところで
診てもらったら、よくなるのかもと思って電話した、という話。

診てもいないし話を聞くだけで、
よくなるからうちにすぐいらっしゃいとは、よう言えません。
しかも、話を聞いていると
松葉杖を着きながら、生活しているらしいことも判明。

 
そんな状態で整骨院に通って治るわけがない。
ウチに来られることを検討するよりも、
早く紹介された先に行かれた方がいいですよ、
というのが精一杯。

魔法の手を持っているから何でも治せる、
報酬は、桁が違いますがね。
なんて呟く整体院のブラックジャックだったら、
話は違いますが、こちらは普通の街の整体屋。

できないものはできないし。
事故が起こりうるようなことに関わりたくないし。
そもそも、保険適用じゃないし。

と、「ないし」ばかり頭に浮かぶ、霜月でありました。