私が思う大阪都構想の敗因【東野奈穂子】

2020.11/06

金曜日担当の東野奈穂子です。

大阪都構想・・・
廃案になってしまいましたね

今回の選挙は大阪でも
大阪市の住民限定に
民意を問うものだったので

大阪市に在住ではない方は
選挙があったことすら
ご存知ない方も多いとは思いますが

大阪市民にとっては
自分たちに直接利益となるか
不利益となるかの
瀬戸際選挙だったので悩みに悩みました

結果は5年前と同様
とても僅差で廃案となりましたが

この敗因について
私個人の意見を書きたいと思います

政策のことは少し置いておいて
私は都構想の賛否を問う選挙が
また行われると知った時

1番最初に
小泉元首相が頭に思い出されました

まだ記憶に新しいでしょうか?
「郵政解散、郵政選挙」のことです

「郵政民営化に賛成するのか、反対するのか、それを国民に問いたい!」

といって衆議院を解散し
選挙を行いましたね

あの時の
小泉さんのリーダーシップというか

日本のために
改革しようとするエネルギー

郵政民営化でどう変わるか?というのを
理解できなくても勢いに圧倒され

小泉さんに賭けてみたい!!
と思われた方も一定数いたのでは
ないでしょうか??

痛みに堪えないと明るい未来はない
と国民への負担をはっきり
最初の段階から言い続けていたのも
潔かったですし

自民党をぶっ潰してでも
断固改革に立ち向かう
とまで仰っていました

圧倒的なカリスマ性を持ち
命を懸けた覚悟と信念が

変化を恐れる国民に
明るい未来を想像させることが
出来たのではないかと思っています

一方、松井大阪市長は
維新の会の代表でもありますが

政策的にはしっかりしているのに
圧倒的なカリスマ性や
死に物狂いの覚悟が少なからず
私には見えませんでしたし

5年後の明るい未来を
多数の大阪市民が想像しきれなかった
ことが敗因ではないかと思いました

どんなに良い案だったとしても
プレゼン力、それをする人の力も
とても大事だと感じた選挙でした

と書きながら
今は大阪府、大阪市共に
維新の会が長なので

どちらに転んでも問題なさそう・・・
という理由も若干見え隠れしますが(^^;

兎にも角にも、市民のためになる
良い政治をし続けてくれたら
有難い限りです

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました