何か世の中狂ってきた感あり【瀬上一憲】

2020.09/08

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと
「あおのりです。」

 

 

最近気になることの一つに、
過大な表示、本当なのか疑わしい広告、
騙しに近いんじゃないかという表現の類が多いことがあります。

 

 

カラダの痛いところに効くという
健康食品たちから我々の業界も含めて。
健康食品について書くと、
いわゆるトクホ(特定保健用食品)、
栄養機能食品、そして機能表示食品等々。

 

区別が付きますか?
普通の人は訳がわかりません。
役人の自己満足以外の何物でもないです。
表示義務等々は
しっかりしていればあとの
広告表現はかなり自由なのがわかります。

 

これをゲット飲むだけで
膝や腰がいたいのがすぐ治ると
誤解させるに十分な食品たち。

 

しかも、当初は割安な値段で
釣っておいて、定期的に商品を送りつける
ヤクザな販売方法をとっていたりする。

 

社会問題になりそうな
ギリギリのところで商売しています。

 

騙される人もいるんだろうな、と。

 

でも、自己責任というわけの
わからない言葉で断罪されます。

 

そんなことがないのに信じるあなたのほうが悪い、と。

 

そもそもそういう
「悪徳商法」を駆逐するための法律で
あったはずなのに、それを擁護するかのような
仕組みに成り代わっていることが不思議。

 

そして、我々の治療業界です。
同業の施術家向けの高額セミナーと
消費者(患者)向けの宣伝とに大別されます。

 

どちらも業界の信用を大きく損なうような喧伝。

 

流石にそういう流れを良しとしない
先生方の投稿も最近では増えてきてはいますが。

 

ただ、いずれにしても
何が正しいのかを見抜く目が備わっていないと、
騙され続ける世の中というのはとてもおかしい。

社会的に立場のある人でも、
常に正しいことだけを発信し続けているとは
限らないのは、コロナ騒動でもまたしかり。

 

だからこそ、できるだけ正しい
情報を発信し続けなければならないし、
正しい行動を心がけねばならない我々だと思います。