不要不急の外出禁止【瀬上一憲】

2020.05/20

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のヘッドが
インタビューに応えて曰く、武漢ウイルスからの
景気回復が図られるのは、
来年末になるだろうとの見通しを語ったとか。

 

ラジオでやっていました。

 

唖然です。┐(‘~`;)┌

 

景気回復とワクチン開発普及は両輪だとも。
つまり、開発が進まなければ、それすら危ういと。

 

冷え込んだ景気そして、
消費マインド、財布の中身…。

 

世界的な景気回復が
日本経済に無くてはならないのは
言うまでもないことですが、
それを待っていては日本の景気は、
更に一年先になってしまうかもしれません。

 
なんとか内需拡大で乗り切りたいところです。

 
パソコンの買い替えを目論んで、
大手家電売り場の担当者とお話したのですが、
1月納期予定のパソコンが
ようやく4月になって実現したのだとか。

 
そのココロは、
カスタマイズするための
部品が中国に失なく、
しかもその工場も稼働停止が
長く続いたからなのだそうな。

 
インテル入ってる?のパソコンの
肝ともいうべきCPUの生産の
約7割が武漢近郊の工場で生産されているとも。

 
そりゃあ大変なことで。
素人でもわかる。

 
住宅着工の現場でも、
中国製の加工品が入ってこないことで
仕事がストップしているという話も。

 
絵空事でなく中国依存の
経済立て直しには、日本国内での
製造体制を整えていかないと、
国自体が立ちいかなくなることは明白です。

 
そういう舵を切っていかないと
根本的な景気回復は、
期待できないというお寒い現状なのだと認識しました。

本題に入ります。
規制解除になりましたが、
どうにもまだおっかなびっくりで
人が動き始めていないという感じです。

 
そもそも、自粛中よく
言われていた言葉が「不要不急の外出禁止」

 
この言葉は、台風が来襲時に
外をうろつくな、という意味で
用いられてきたものと
理解していましたが、今回よく使われました。

 
で、先日お見えになられた
患者さん曰く、自粛期間中に、
髪を切りに出かけたかったのだけれど、
この言葉がちらついて、我慢して今に至るのだと。

 
美容院は休業対象ではなかったはずですが、
一事が万事、これでは経済はまわりません。

 
同様に、整体院も「不要不急」と
判断されれば、特別体の不調を
抱えていなければ我慢の対象となってしまいます。

 
それでも、規制が解除されれば
人が押し寄せているところは別として、
そうでないというところもあろうかと。

 

まだ患者さんの心に
ブレーキがかかっているという
ところなのでしょう。

一方で、パチンコ経営者の
インタビュー記事が出ていました。
曰く、要請に従って、休業を
余儀なくされても、解除後は全く心配して今ないと。

 
固定客は絶対に離れなという
自信の裏打ちがあるからだそうな。

 

依存症な方たちのことですね。

 
ヘンテコ電子音が頭で
鳴り響く快感が忘れられない人たちですね。
幸せホルモンがパチンコでしか出ない人たちです。

翻って、こういう人たちを
どれだけ抱えていられたのかと
いうことではないのかという視点は
我々にも当てはまるのではないかと考えた次第。

 
つまり、〇〇先生とお話しするだけで幸せとか、
〇〇先生に整体を受けると
幸せホルモンセロトニンがド
バドバ出てくるという患者さんを
普段からどれだけ抱えられているのかということなのではないかと。

 
整体に行かないとクスリが切れるが如く。(笑)

 
そういう患者さんであふれる整体院になりたいと思った私でした。