人は本当に一致団結できるのか?【東野奈穂子】

2020.05/07

金曜日担当の東野奈穂子です。

 
人は
変わらないことに安心感を持ち
変わることに不安感を抱く

 

世の中が平等に少しずつ変わっていけば
抵抗感も少なく済むのかも知れませんが

 
誰かが、何かが著しく変わることに
嫌悪感を持ち攻撃したり

 
排除しようとする動きが
どうしても無くならない・・・ずっと

 
でも今は変わらない人たちへの攻撃も
激しくなる事態

 
それを沢山目にするようになって
ふと太平洋戦争を
学んだ時のことを思い出しました

 

国を守るため一致団結で戦うことへと
動き出す中

 
変わらないことを
態度にしたり口にすれば

 

非国民と罵られ
暴行や殺人が行われたあの時代のことを

 

状況は違えど
あの時代非国民だ!と騒いだ人たちと

 

今、自粛に前向きじゃない人
働き方改革に後ろ向きな人
感染してしまった人へ向けている
冷たい視線や浴びせている批判って

 

同じなんじゃないかと思ったのです

 
変わること、変わらないこと
どちらも平和を願ってのことなのに

 
悲しいことですね

 
どんなことでも結局
「変化」することに
嫌悪感を持つのが人間なんでしょう

 

誰かを攻撃することで
良い方向に向けばいいですが

 

結局そうしたところで
さほどの変化ってないんですよね

 

世界の平和のため
生活の安定のため
自分が、大切な人が幸せに過ごすためには

 

どうすればよいかって個々が
考えれば答えはおのずと導かれるし

 

そのために自分は何をすべきか?
と考えることができたら争うことすら
思いつかないはずなのに・・・

 

きっと世界中の人が平等に
幸せと感じられていたら
こうはならないんでしょう

 

それは
永遠に不可能なのかもしれませんが

 

 

 

今回のコロナ騒動は特に
考えさせられることが多いし

 

出口のない未来が見えない
トンネル(平和への道)は厳しいですね

 

それでも動き続けるしか
ないんですが・・・(^^;

 
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました