これからの生活様式への基礎知識【可愛京子】

2020.05/04

5月5日は「子供の日」ですね。
自宅で過ごされているご家族みんなで
このテーマでぜひ
話し合ったり、調べたりしてみて下さい。

 

研究者による報告として
人に感染するコロナウイルスは6種類だった
そのうちの4種は風邪の原因となるもの
後の2種は重篤な肺炎を引き起こす
SARSとMERS
今回は7種目

 

これまでのパンデミックは
大きな社会変化の要因となってきていた。

 

14世紀に波及したペストは
欧州の人口の1/4~1/3を失った。
領主下にいた農業労働者減少で、賃金が上昇し
立場が強まり、封建身分制度が解体。

 

第一次世界大戦末期1918年頃に
猛威をふるったスペイン風邪では
増大する物流と人間の移動で
流行が加速し
世界推計数4千万人が亡くなり
その被害から大戦終結が早まった。

 

なぜ感染症は人間社会に出現したのか?
鳥インフルエンザにエボラ出血熱・・
なぜ何度も感染症におそわれるのか?
それは基本的に動物からやってくる。

 

かつては野生動物を家畜化したことで
ウイルスは持ち込まれた。
人間と野生動物の接触・・
麻疹はイヌ、天然痘はウシに由来する。

 

新型コロナウイルスも
無関係とは言えないはず。
野生動物が暮らす生態系に
人間が無秩序に進出したのが原因なのでしょう。
人間や動物に寄生しないと
生きていられないウイルスは
宿主がいなくなるとウイルス自身も滅んでしまう。

 
人間に広がる事で、
共存しようとしているようにも見える
7つ目のウイルスは長期化しながら
人間社会に潜伏し
どんな変化をもたらすのでしょう?
今できる事を守り、
ウイルスの弱毒化を見極め
生き抜いていく姿勢と知恵を持ち続け
今までの消費生活をかえりみて
身近なところから、一人一人ができる

 

 

必要最低限より少し足りないくらいでよしとする
生活感覚を身に付けていくと
少しずつ取り戻せる調和が
見えてくるように思えてなりません。