おとっつぁんは、わかってくれない【瀬上一憲】

2020.01/21

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

寒風は吹いているのだけれど、雪が降らない今冬です。

 

スキー大会を報じるローカル市の写真もバックは土肌が見えていたりするから、雪国のスキー場なのに雪不足というのは、結構シビア。

 

更に、ローカルネタを書くと、長芋、大蒜、牛蒡は、今冬、トリプル安らしい。

全国的に取れすぎて、価格低迷だそうで、農家が悲鳴を上げているとか。

 

道理で、今冬はうちも食べきれない位の長芋、牛蒡、長ネギ等をいただいていまして、その日々、手を変え品を変えいただいています。

 

 

さて、今回は、こういうネタと全く違う話で展開させてもらいます。(笑)

 

招かれざる客、です。

 

引き寄せの法則からすると、そういう客を引き寄せてしまう院にも問題があるといわれそうですが、それでもね。

 

 

開店前の準備している時間帯、電話予約のない不意の来客が。

 

入ってこられたのは、年齢高めの方でしたので、ネットで検索してきましたというタイプではなさそう。

 

曰く、市立病院のリハビリは効かないので、何とかしてもらいたいんだけれど、と。

 

聞けば、交通事故で、右手が不自由になったのだそうな。

確かに、人差し指と他の指とが連動していないのは、明らか。

 

さらに彼は続けます。

ここは、保険が利くのか、と。

 

いえ、うちでは使えませんとお答え。

 

というか、大体、2年も前の事故で、健康保険を使って、リハビリをしてもらうという発想が間違っているのだけれど、高齢者にそれを言っても理解してもらうのは難しい。

 

市内の某整骨院では、症状名を別にすれば(保険を使って)診てあげられるかも、と言われたとまでいうし。(((^^;)

 

それ自体、法令違反ですから、と言いたいところを、またぐっとこらえる私。

 

そもそも、事故の保険を使ってリハビリを受けたいのであれば、期間はとうに過ぎているだろうし、健康保険でのリハビリ(病院にて)というのは最低限度のことしかしてくれないもの。

 

いうなれば、1000円床屋で、あれこれ切り方とか髪型に注文を付けるけれど、思い通りにならないと不平を言うようなもの。

 

オーダーメイドで自分好みにしてもらうならば、相応のお金を払って、美容院に行かねばならないという発想がない人には何を言ってもわかってもらえない。

 

それでは貧乏人はどうしろというのか、と言われそうなのですが、この方、暇つぶしにはパチンコに行くぐらいしか楽しみがないともいう。

 

整体院で規定料金を払う金はなくても、パチンコ屋で浪費する金はあんかい、と聞いているこちらの怒りも沸々と沸いてくる。

 

 

で、こういうタイプにありがちなのが、ヒトの言うことを聞かない。

 

よく躓くというから、足元を見ると、紐がゆるゆるなスニーカーを履いています。

 

そんな履き方をしていたら、引き摺るようにしか歩けないのですから、躓くリスクも高まるのは当たり前ですよ、と。

 

そんな履き方をしていたら、転びやすくなるのだから、しっかり紐を結ばないといけませんよとお伝えしても、手が不自由だから結びづらいし、履いたり脱いだりが面倒くさいから、と。

 

であれば、折り返しのついたマジックテープの靴を履かれては、というと、かっこが悪くとか重たい等々の言い訳が始まる。 ┐(‘~`;)┌

 

あんたは何しに来たのさ、と言いたくなるところを、またもぐっとこらえ、他の健康保険で診てくれるありがたいところをあたったほうがいいですよ、と退出を促し、お帰りいただきました。

 

 

お帰りいただいた後、早々に塩を撒かせていただきました。

 

皆さんの院には、偶にこういう「おとといきやがれ」的な人、来ませんか? (((^^;)