膝が痛くて足が着けません【瀬上一憲】

2019.07/16

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

この時期、十和田市は「梅雨寒」といって、
オホーツク高気圧の張り出しによって、低気温、
そして冷たい霧雨に悩まされる日が多いのだけれど、
今年は、その傾向は、東京を含む関東圏でも見られて
いるのだそうな。

 

とにかく7月の
日照時間が少なすぎるため、
胡瓜がくるくる丸まってしまい、
商品にならないとか。

 

九州地方を襲った豪雨も
甚大な被害を及ぼしたけれど、
天候不順は、確実に体調を蝕みますので、
体を温めることが肝要。

 

夏なのに、体を温めるとは
何を言っているのか、と思われる方も多いかと。

 

でも、ここで体調が
崩れると思わぬ病気を
背負込むことともなりかねませんから、
お風呂にもしっかり浸かって体を温めましょう。

 

因みに、私は夏でも
炭酸タブレットを入れた
お風呂に入っています。

 

今日は、あまりに忙しく立ち回りすぎて、
ついに膝がいうことをきかなくなった患者さんを診てのお話です。

 

皆さんは、
膝が痛い場合、
何処を診ますか。

 

自分の場合は、
ヒザに連なる筋肉
(太腿前後・内腿・腸脛靭帯等)の
ハリ具合を主に診て、それを緩めることで調整します。

 

今回、その患者さんを
診ていて、ふと気が付いたのが、
足の指が屈んでいることと、
足裏が限りなく偏平足になっていること。

 

膝の痛みが出ている左側の足です。

 

急性のぎっくり腰で見えた
患者さんに大しては足指を確り解して、
グリップ力をつけるというのは、
よくやっている手技なのですが。

 

これが膝の場合にも果たして
あてはまるものなのか、というひとつの
実験でありましたが、やってみたら、
とりあえずふらつきながらも歩けるレベルまでは回復。

 

その後、太腿周りの筋肉解しは、
前後左右しっかりやりましたけれど。

 

アーチの崩れが膝痛を誘発するのか、
膝痛で立てない状態になるとアーチが
崩れるのかは不明なのですが、関連する筋肉は
多様なので、「何処に効いた」からとは
一概に言えないとは思いますが、膝痛で
立てないレベルの人を
「確り立たせるには足指を確り解す」ということが
有効なのはわかりました。

 

怪我の功名というよりも、
思いつきと気づきで、「思いがけず」、
せじゅっつの幅が広がることってあるんだな、と。(((^^;)

 

問題は、エビデンス。

 

足指を確り解すことでどの筋に効いて、
つかまり立ちせずに立てるようになるのか。

 

そっちを調べてからアップしようと

思ったんですが、間に合わなかったので、
先に書かせていただいた次第です。