ヒザがユルム【瀬上一憲】

2019.05/08

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

みなさん、連休いかがでしたか。

 

うちの患者さんたちは、

10連休の後半、休むのに飽きていました。

 

「たかだか10日」でこうなのですから、

欧米のバカンスのような、一か月夏休み、とか、

 

二週間ぶっ通しで

リフレッシュどうぞなんてことを

与えられたとしても、それを自分流儀で

楽しむということに長けていないんだから、

しょうがない。

 

お金をかけて遠くに行くというのでなく、

普段できないことを楽しむだけなんですけどね。

 

えっ?

 

そんな偉そうなことを書いているんだから、

さぞ充実した10連休だったんだろうって?

 

はい、10連続勤務、「10連勤」でした。

今週あたり一日お休みして、

誰もいない蔦沼を歩いてこようかと思っています。

後は大好きな蔦温泉に入ってと。

 

 

はい、それで十分リフレッシュです。

 

安いよねーっ。(笑)

 

 

都会だと、とっくに

放送されていたかもしれませんが、

こちらでは、ゴールデンウィーク中に放送されました。

 

木梨則武と水谷豊による

「仲良し相棒の旅」による神戸を1泊2日の旅

 

この番組で、水谷豊の発言が

印象に残っていて、それをマクラに書こうかと。

 

彼曰く、街で見かけた60代ぐらいのおじさん。

 

スリム、そしてお金のかかっている

服をさりげなく着こなすカッコいい系のおやじ。

 

ちょい悪系とでもいうのでしょうか。

 

でも、どこか違和感があってと。

 

 

それは、膝が緩んでいて、

がに股というかO脚なんだと。

 

それで全てが台無し。

 

その「膝が緩んだ立ち姿」が

老人であることの証左であったと。

 

本当は画像を入れると

わかりやすいのだけれど、すみません。

テクニックが追いつきません。

 

たぶん、他人の体をいじる

仕事をされている読者だと良くわかると

思うのですが、膝が外に向いて、がに股な高齢者の図です。

 

一昔前のビートたけしの物真似みたいながに股ね。

 

 

男性のがに股は、若い人でも

良く見かけますが、膝が緩んだ

「がに股」姿は、高齢女性に多いですよね。

 

 

姿勢、歩き方、内転筋、腸脛靱帯の問題等々、

いろいろご意見はあろうかと思われますが、

それを誘発する一因に、「足の小指」が機能していないことがあります。

 

足の小指は足が外に開かないようにする

(膝が外に向かないようにする)ストッパーの

役目を担っています。

 

殆どの人の足の小指は、

何らかのトラブルを抱えています。

 

まっすぐに上を向いて、

爪もしっかりしている人のなんと少ないことか。

 

膝が緩まない足指であることこそが、

齢を重ねてもがに股歩きをしない

かっこいい歩き方ができる秘訣です。

 

そして、良い足指を保つことが、

幾つになっても、膝・腰のトラブルなく

自分の足で歩き続けられる条件だよな、と

改めて思い直した次第です。