過ぎたるは及ばざるがごとし【瀬上一憲】

2018.12/25

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

昨晩のXmasは、いかがお過ごしになられましたか。

 

カレンダーのおかげで、Xmas当日の前、

そしてその前という感じで三連休がセットされたせいで、

 

Xmas当日は、

既に浮かれモードは終了、という方が多かったのでは。

 

リーマンしていた頃に、

このカレンダーならば、間違いなく

出勤日である25日は、仕事仲間と

飲み会をやっていたに違いありません。

 

ま、今はおとなしいもんですけどね。(笑)

 

さて、「柿の種」におけるピーナッツと

柿の種には、いい案配だな、という比率で

配合された黄金比率が存在するという話をご存知でしょうか。

 

 

発売当初はピーナッツが

高価だったこともあって、柿の種とピーナッツの比率は7対3。

それが『ピーナッツをもっと食べたい』

というお客さまの声で、1970年代前半に5対5に

今度は『それだと多すぎる』とのことだったので、

70年代の半ばに間の6対4となり、現在に至るという。

そして、ご推奨の食べ方というのもあるらしく、

『柿の種5粒にピーナッツ1粒』を一緒にして食べていただくのがご推奨だとか。

 

6対4は重量比で、数ではないんです。

また、柿の種5粒とピーナッツひと粒が

ちょうどひと口分になるので、

まとめて食べていただくといいかなという話なのだそうな。

ピーナッツが多くても少なすぎても、という。

少ないぐらいがちょうどいいという感じですか。(笑)

 

 

そして、それはどの商品でもいえる事かと。

 

先日、中の餡子を増量した

どら焼きをうちの嫁ちゃんが買ってきまして。

 

そのどら焼きをいただいたのですが。

 

通常の1.5倍ぐらいの餡子が詰まっていたそのどら焼き。

 

それをウリにした商品らしいのですが、
餡子がどら焼きの皮からはみ出していて、見た目も美しくない。

 

さらに、そこの餡は、

甘いので有名なのだけれど、
量を増やした分甘さを控えめにするとか

そういうこともしていない。

 

結局餡の量が多すぎ、
そして甘ったるすぎて、
最後は、修行と思い食べきった。(((^^;)

 

最近、「増量」というのが
食品業界ではキーワードになっているらしく、
それで成功している商品も多いらしいのだけれど。

 

でも、モノには、適量というものがある。

 

そして見た目は美しくなければならない。

 

味で勝負して、
本当に美味いどら焼きならば、
ちょっと高くても買いに走るのだろうけれど、

 

限度を超えた量が
詰まっているというだけでは、結果は火を見るより明らか。

 

たぶん、それは食べ物に
限らずどの業界でも同じことが言えるのではないかと。

 

独りよがりになってませんか。

 

 

一年間、水曜日の朝のお目汚し担当しました。

 

また来年も引き続き、書きまくります。

 

うちの会長は、正月もこのブログ休まないというので、
次回は、新年1/2にお会いしましょう。

 

それでは、皆様良いお年を。