炭酸泉と静脈瘤【瀬上一憲】

2018.05/29

水曜日です。

おはようございます。

「あおもりのせのうえかずのり」こと、あおのりです。

 

先週土曜日に、青森県の右半分と

岩手県北地域を対象とした剣道大会がありまして。

 

私がコーチをしている三本木中学校が

61回目となる大会で、初優勝しました。ヽ(^o^)丿

 

コーチの分もメダルをくれるこの大会。

 

今を去ること○十年前には

届かなかったきれいな色のメダルをゲット。

 

当然のことながら、

帰ってきてからの仕事は、全く苦にならず。(笑)

 

ハイテンションのまま一日が終わりました。

 

 

さて、本題。

下肢静脈瘤をお持ちの80代男性。

両足の浮腫みが酷く、何とかしてもらえないか、と当院へ。

 

静脈瘤といっても、

太い静脈が瘤状になっているものではなく、

蜘蛛の巣状の血管の詰まりが足の甲にできている状態を想像してください。

 

うちは、膝下のオイルマッサージを

やっていますので、それをやって浮腫みを

とろうと考えましたが、まずは足湯。

 

炭酸タブレットを一錠足湯用の

バケツに入れて足を浸してもらいます。

 

今まで、これほど酷い蜘蛛の巣状の

足は見たことがなかったのですが、この足。

 

10分ほど炭酸の足湯に浸かっていただいたら、

見事に血流が改善して、きれいな脚になっていたのには、自分も驚きました。

 

患者さんもこれには、びっくりされていましたね。

 

ただ、残念なことに、その効果は持続しません。

 

蜘蛛の巣に戻ってしまうものの、

きちんと炭酸泉に浸かると、血流が改善するということを、

患者さんご自身もご自分の目で確認されたことに意味があります。

 

これ、風呂に入れたら、どうなるだろう。

 

はい、100錠入りタブレット

お買い上げいただきました。

 

オイルマッサージの後は、

満足に歩けなかったのに、大きく改善。

 

足が軽くなったと喜んでいただき、

しっかりとした足取りで帰られました。

 

根本的な解決方法は、脹脛の筋肉を

つけてミルキング効果の改善を、となるのでしょうけれど、

 

目に見えて効果がわかる、

炭酸泉の活用は大いにアリ、だと思いました。