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いきなり強い人なんていない【東野奈穂子】
2018.01/12
金曜日担当の東野奈穂子です。
「選手宣誓!!
僕たち、私たち選手一同は
スポーツマンシップに則り
正々堂々と戦うことを誓います!」
運動会や、スポーツ大会で
よく聞くベタな言葉ですね。
スポーツマンシップに反する・・・
というか、人間の弱いところが
如実に出た事件が起きましたね。
ピンとこない方は
「カヌー・ドーピング」で
ググってくださいね(;^ω^)
スポーツマンシップ??
よく聞くけど意味は?と問われると・・・何?ってなりません?
何となくは分かるのですが
きちんと答えて!
と言われると自信がないので
調べてみました。
スポーツマンシップとは
「公明正大に,全力を尽くし
結果的に「負け」ても可であるが
「勝とう」とする努力の精神をもち
競技する相手,審判,競技規則への
敬意と尊敬の念を持つ精神論」
だそうです。
公明正大・・・
(公平で良心に恥じることなく
正しいこと)
頂点に立ちたい
BIGになりたい
思いが強いほど
悪魔の心が芽生えてしまうのかも
しれません、自信のない人は特に・・・
しかし
この事件に限らず
人を陥れようとする行為や
傷つけたり、欲望を満たすために
歯止めが効かず、騙すような行為は
すぐに足元をすくわれるし
信用も無くしますよね。
事を起こしてしまうほど
追い込まれていたとしても
同情の余地はないのだと思います。
そうは言っても私は
このような悲惨な事件を見聞きした時
いつも思い考えてしまいます。
この人の人格は、どこで歪んだのだろう?
見つけて修正してあげて、再起の道を
作ってあげて欲しい・・・と
勿論、罪はきちんと受け入れ
反省しないといけませんし
償いも必要です。
でも、人は完璧ではないし
失敗や苦労と共に
成長する生き物ですから・・・
心技体が共に磨き上げられ
スポーツマンシップに則る精神を
持っている達人がこの世にいるのかも
わたしは疑問です。
だから、批判する方々も
明日は我が身というくらいの思いで
反省点を導き出し
未来に繋げられるような
実のある議論をしてほしいなと
切に願います。
最低!最悪!バカじゃない?
と切り捨てないで欲しいです。
切り捨ててしまうと
同じような事件が
後を絶たないという
結果を招きかねません。
スポーツマンシップに限らず
正々堂々、良心に恥じず
信念をもって行動すること程
難しいことはありません。
人生80年の中で
なるべく近づき満足して
一生を終えられるかという
自己満足の世界だと思います。
精神論や根性論にこだわりすぎて
追い込むような教育は
避けて欲しいです。
冬季オリンピック、もうすぐですね。
素晴らしい競技を
ただ無心に応援したいです(⌒∇⌒)
今日も最後まで
ご覧いただきありがとうございました。