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それでも僕らは生きている【瀬上一憲】
2017.09/20
おはようございます。
水曜日です。
青森のせのうえです。
みなさん、三連休何してました?
私は、剣道のコーチ稼業とオシゴトで三日間が終わりました。
剣道のコーチ稼業は、ほとんど道楽といってもいいようなもの。
つい、ほんの6年前の午前様上等なサラリーマン時代には考えられないことです。
それも丈夫なカラダがあってこそできるものです。
重度の腎臓病で透析患者のその人。
食事制限でも奏功せず、ついに透析に至ったその方。
透析はつらいけど、厳格な食事制限よりは、ましと言っていたのも束の間。
透析では、末端の血管まで血が回らなくなり、ボケの症状も出始めたと。
手足の末端に血液が行き渡らなくて、手足の冷えに悩まされるというだけでなく、脳内にも十分に血液がいきわたらない状態に至ったと。
結局、その方は身内から腎臓の提供を受けて、腎移植手術をするに至ったのですが。
腎臓って、本当にすごい臓器です。
術後、その方は、みるみる顔色がよくなり、体重も増加。
何よりうれしかったのは、おしっこが気持ちよく出せるようになったこと、だそうな。
透析による血液クリーニングで、血中のアンモニア成分も除去できていたのでしょうけれど、尿意を催してトイレに行っても、少ししか排尿できないその辛さと言ったら、無かったと。
それが思い通りにおしっこできるようになったことが一番うれしいと。
たしかに、腎臓を悪くした人たちの足の浮腫みってすごいですからね。
透析開始直後は、浮腫みがきれいになりますけれど、まただんだんと浮腫みが酷くなっていくという。
うちのおふくろ様がそうでしたから。
台湾って、腎臓がイカれて透析になる人の割合がとてつもなく多いのだそうですね。
一番の原因は食事の濃すぎる味付けにあると言われています。
因みに、冒頭書かせていただいた腎移植を受けられたその方。
奥さんをもらって、初めて作ってもらった食事を一口食べて、言った一言。
「こんなまずい飯を食ったのは生まれて初めてだ」と。
普段から濃いめの味に慣れていたので、薄味の料理は全く口に合わなかったということらしい。
まあ、そういう憎まれ口をたたいた成れの果てとして、透析に至るのですが。
飲酒もそうですが、濃い味付けでないと食事した気にならないというのは、腎臓に及ぼす負担がかなり大きいし、将来的にトラブルを引き起こす可能性がかなり高い。
実は、自分もリーマン時代の生活ぶりと言ったら、本当にひどいものでした。
あのまま、暴飲暴食、そして運動不足な生活を続けていたら、どうなっていたか。
健康で仕事も順調というのが理想です。
仕事が多少うまくいかなくても、健康でありさえすれば、なんとかなるというか頑張れる。
ビールが美味いと感じられるのもカラダが健康でいられるからこそ、であります。
お体、大切になさっていますか。