あなたの 「愛」伝ってますか?【東野奈穂子】

2017.06/30

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

ここ連日の報道番組を見て

思ったことを書いてみようと思います。

 

 

若くして

自分の命が残り少ないと知った時

 

 

自分に置き換えてみたら

どんな風に感じるのだろう・・・

 

 

そんなことを感じる

方は多いと思います。

 

 

以前の私は

若くしてかわいそう・・・

無念だったろうな・・・

 

 

と、ただ涙するのもその時だけで

どこか他人事で自分には縁なきものだと

勝手に決めつけていました。

 

 

今回は全然違う思いが

湧いてきたことに、自分でも

驚いてしまっています。

 

 

それは

いくら故人の思いを

吐き出したところで

今はもう、故人には聞こえない

 

 

お葬式の時に

故人を思い出し、残されたもので

沢山お話しすることが

供養になる。

 

 

小さいときに

大人に教えられました。

 

 

でも、それは自己満足で

故人の思いを尊重しているわけではない

 

 

故人としては

生きている間に

伝えてほしかったのでは??

 

 

聞こえないんだから

聞きたくても・・・

 

 

意思疎通が出来ている間に

どれくらい思いをぶつけられるかでしょう。

 

 

いくら、天使だった!

自分のことよりも

相手を思いやれる神のような人!

 

 

いなくなった人に

大きな声で叫んでみても

伝わらない・・・

 

 

そのことに

私は恐怖と耐え難い悲しみを

おぼえました。

 

 

伝えてあげて!!

 

 

生きている間に

ありとあらゆる言葉で。

 

 

逝ってしまってからでなく

逝ってしまう前に・・・

 

 

後悔なきように

 

 

そして

この世に未練を残しながら

逝かざるを得ない方の

気持ちが愛で満ちますように。

 

 

とはいっても

残された人の

悲しみは癒えないのだろうと

お察しするのですが・・・

 

 

あなたは

「愛」伝えられていますか?

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。