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あなたならどうする【瀬上一憲】
2016.10/12

連休明けてのの水曜日。
いつもなら、まだ火曜日かとお思いでしょうが、今週は、もう水曜日なのかと思ってしまう錯覚、ありますよね。
今週は、今必死で良くなる方法を模索している自分の患者さんの話を書いてみようかと。
良くある話です。
医者は、病名・診断名を下します。
でも、自分の手に負えないとなると放り投げます。
でも、ただ放り投げるようなことはしない。
様子見ましょう、といいます。(笑)
そして、2か月後また来てくださいとこともなげに言います。
でも、この患者さん。
糖尿を併発していて、強い鎮痛剤も出せない。
そして、ペインクリニックにも踏み出せない。
病名は頸部脊柱管狭窄症。
腕の痺れがつらい患者さんです。
とにかく痺れが両腕に広がって、車の運転も出来ない。
レントゲン、МRIを撮ると、確かに狭窄の症状は出ています。
でも、医者は様子見を決め込むだけ。
場所が場所だけにおいそれと狭くなった脊柱管を広げる手術にも踏み込めない。
神経を傷つけてしまったら、動けなくなることだってあるところですから。
だから、半年かかるかどうなのかわからないけれど、痛みが消えるまで我慢しろって。
それでも、その患者さん、色々伝手をたどって、さる高名な大学病院に行きます。
そして、問題のあった脊柱管を広げる手術を受けました。
だけど、ここでも、「予防線」を張られます。
すぐに、痺れは取れないかもしれません。
その時はそうですね半年ぐらいのスパンで治るのを待ちましょうと。(笑)
これまたよくある話ですが、脊柱管狭窄の見立てで踏み切ったはずの手術なのに、ちっとも痺れは取れません。
ついに病院で何とかしてもらうという方法を諦めたその患者さんは、色々噂を聞いてうちの整体院を訪れます。
こんなとき、あなたならどうしますか?
医者と同様に様子見しましょうって言いますか?
そうじゃないですよね。
手技で何ともならない病気ならいざ知らず、目の前に本当に困っていて何とかしてくれと、懇願している患者さんがいるんです。
自分の知識だけではどうしようもないとなれば、手当たり次第に調べ上げて、とにかく痺れが軽減するように手を尽くします。
今ですか?
来院当初の痺れが10だとすると、3ぐらいにまで低減しているのですが、どうしても肘の痺れが取りきれなかったりします。
今は、何とかして肘の痺れをとるべく、試行錯誤しています。
トライ&トライです。ヽ(^o^)丿