勝手に病気は作られる【滝川晴子】

2016.07/05

おはようございます。

火曜日担当の たきかわ です。。

 

 

突然ですが

あなたは患者さんの話しを聞いてますか?

 

 

先日、新規の患者さんとの

会話の中で

「病院は私の話しを聞いてくれません」

と言われました。

 

 

検査結果ばかりを見て

「原因が見つからないので

年齢のせいです。。」

「様子をみましょう」

と言われ診察が終了したそうです。

 

 

様子をみて痛みがあるから

病院に来たんですよ

問診票も書いて、

検査もして、何時間も待って

「様子をみましょう」

 

 

???????

 

 

患者さんの話しを聞きましょう

 

 

膝が痛いからって

膝だけが悪い訳ではないと思います。

 

 

どうすれば痛いのか

どのぐらいの頻度で痛くなるのか

いつから痛くなったのか

 

 

人によって違いますよね?

 

 

痛みがあるせいで

何が困るのか・・・

 

 

痛みが無くなれば

何がしたいのか・・・

 

 

聞くことは沢山あります。

 

 

私たち治療家も

流れ作業のようにしていませんか?

 

 

勝手な憶測で

治療をしていませんか?

 

 

原因がなくても

痛みがでる不定愁訴は

よくある事です。。

 

 

生身の人間なんですから

データだけを見て

病気にしてしまう事だってあるんです

 

 

昨今はインターネットの普及により

自分の痛みの箇所を検索すれば

病名が出てきます。。

 

 

本当に、その病気じゃなくても

病気に仕上げる事は簡単に出来てしまいます。

 

 

年齢を重ねていけば

色んな箇所にガタがくるのは当たり前です。

 

 

原因探しも必要ですが

患者さんはどうなりたいのか。。

どうしてほしいのか。。

を聞いていくのが、必要だと思います。。

 

 

勝手な判断で決めつけるのではなく

話しをよく聞き

納得がいくように説明をして

少しでも楽に生活できるように

お手伝いできる

治療家でありたいですね!!

 

 

本日も最後までお読み頂きまして

ありがとうございました

 

 

ではまた、来週、、、、