ヘルプミー 炭酸プリーズ【瀬上一憲】

2016.06/22

西日本は、豪雨で大変なことになっていますね。

東京の日照りも深刻。

降ってほしいところに降らず、もういらんというところにたくさん降る。

 

そこで、今回は、炭酸のミストは、かけてほしいところにかけてあげたいというお話を。

 

 

来院するときは、疲労困憊で顔色も悪くてお見えになる常連さんがいます。

 

今回もそうでした。(-_-;)

首・肩のトラブルに加え、今回は、ヒザ痛に悩んでいるのだが、翌日から東京に行かねばならない、と。

 

困ったときのカズ頼り

 

なんとかならんかと。

 

地元の整形外科に行って診てもらったら、加齢からくる変形性膝関節だといわれ、注射を一本打たれておしまいだったと。

 

でも、治らんのだと。

 

 

もうね、こういう話大好き。

まかしてよ。 (⌒・⌒)ゞ

 

カラダの他の部位も大層痛んでいるのですが。(-_-;)

痛いのはヒザの内側だと。

 

頚肩には、いつも通りおお約束の炭酸ミストをかけてから解し。

 

そして、件の膝周りへ。

 

臀部からの腸脛靭帯のハリもある。

ここは軽い悲鳴。

 

そのハリをとっても痛みが残っていたので、縫工筋のハリだろうと、ヒザの内転に指を当てると、強度の悲鳴が。

 

そして、「痛いから、炭酸かけて、お願い」と、炭酸のおねだりが。

 

炭酸をおねだりする患者さんって、ねぇ。

 

炭酸を膝から内転筋にかけて塗布

 

良く揉みこんで、更に弛めにかかっていると、「ここの(整体用の)ベッドは、分娩台(のベッド)か」、とこっちも思わず噴いてしまう名言が飛び出します。

 

出産並みにイタかったそうです。

 

この方、ご家族も皆紹介して下さるぐらい気心が知れている常連さんで、痛みは我慢するから何とかしてくれとの依頼でしたので、痛みの出方を確認して更に施術。

 

やっと、ヒザの動きに変化が出てきたので、ベッドから降りてもらい、ヒザの屈伸伸展をしてもらうと、痛みが消えているとの自主申告。

 

 

整体の全工程を終え、お茶をお出ししながらの会話。

 

患「あまり痛かったから、出産した時のこと思い出しちゃったわよ。」

 

私「今回で四人目になりますかね。」

 

お互いに(笑)

 

患「本当に生まれるかと思ったわ。」

 

私「だとしたら、それは男の子ですね。」

 

患「どうして?」

 

私「膝小僧といいますから。」

 

おあとがよろしいようで。m(__)m