シルバーウィーク中に理想の治療院像を考えてみませんか?【つじよしなり】

2015.09/18

From:つじよしなり

治療院より、、、

 

 

 

「最近僕が思うこと。」

 

 

 

患者さんは早く治してほしいと思って来院されます。

 

 

できれば1回で。

 

 

でも、上手く1回で痛みが取れても、どうしても元の状態に戻ってしまいます。

 

 

これは人の体の特性上、仕方のないことです。

 

 

そこを僕なりの治癒過程というものを持っているので、治療計画をきちんと説明しています。

 

 

それでも早く治したい患者さんは、とにかく頻繁に予約を取ろうとします。

 

 

売上的にはありがたいのですが、ここはグッと我慢して、治療間隔を空けるように指導します。

 

 

患者さんはもちろん不安がります。

 

 

その分、次の予約日までに痛みが強くなって不安だったら、前倒しで治療しましょうねと、保険をかけます。

 

 

そして患者さんが不安に思いつつも治療間隔を空けた後、来院します。

 

 

 

すると、

 

 

 

「先生の言う通り治療間隔を空けた方がすごく良くなった!」と喜んでいただけました。

 

 

このように結果が出ることで、患者さんとの信頼関係も更に良くなります。

 

 

 

 

何が言いたいのかというと、売上のために来院頻度を増やそうとか、ありえない高額の回数券を売ったりとかはやめた方がいいと思うんです。

 

 

そんな無理をすることで、患者さんとの信頼関係も次第におかしくなっていきます。

 

 

実際に僕も上記のような無茶なことをやっていました。

 

 

「火事場の○力」を出せたってことで、経営がピンチになっても何とかできるという自信をつけることは出来ました。

 

 

しかし、これをずっと続けるのはダメです。

 

 

経営を自分でコントロールできるようになったら、次のステージに移るべきなんです。

 

 

これは各先生で色々なステージがあると思います。

 

 

 

僕の場合は患者さんが治った後も元の状態に戻らないように、メンテナンス治療を受けてもらうのが理想です。

 

 

「先生の所に月1回来ているから、仕事で無理しても安心なんです。」

 

 

「これで次のバレーボールの試合、頑張ります。」

 

 

「旅行前に身体を整えておいて良かったです。」

 

 

など、患者さんの生活の一部に僕の治療が入ってくれることが目標です。

 

 

 

患者さんのために一生懸命治療しているというだけで、経営は普通にできると思います。

 

 

もし、出来ていないとしたら、患者さんの気持ちを理解できていないだけです。

 

 

なので、そういう方はコミュニケーション能力をつける勉強から始めた方がいいと思います。

 

 

大好きな患者さんに囲まれて、ずっと付き合っていける治療院を作りたいなと思う今日この頃です。

 

 

 

 

本日もブログを最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。