
2023.09/22
2023.09/22
2023.09/21
2023.09/20
2023.09/19
低反発派?高反発派?
2015.09/16

From:加藤 高夫
自宅より
木曜日担当の加藤 高夫です。
今回も大好きな娘の話から(笑)
2歳2ヶ月になった娘は、なかなかの寝相の悪さで、よくそんな格好で寝ていられるなぁ~って感心します。
おそらく、お子さんのいる先生にはあるあるネタだと思いますけど(^ω^)
以前も、お伝えしたことがあるのですが、子供の寝相が悪いことは、とても良いことなのです。
寝返りを繰り返すことで、体の歪みを整えたり、筋肉のポンプ運動で体液の循環を起こして疲労回復をするためだからです。
これは、大人でも同じです。
一般的に、寝相が悪いと良くないイメージがありますよね。
しかし、本当はある程度寝相が悪いというか、しっかり寝返りをしている方が健康的なのです。
逆に、ほとんど寝返りをしないような、寝相が良い人の方が不健康な場合が多いのです。
それは、疲労がたまりすぎると、寝返りできないくらい体が硬くなりすぎてしまうからなんです。
そんな状態で寝ていると、どんどん体液の循環が悪くなり、どれだけ寝ても疲労が取れなくなってきて、どんどん不健康になっていっちゃうわけです。
子供が、いつも目が覚めるとあんなにパワフルなのは、寝返りを何度も行うことで、睡眠中にしっかり疲労回復しているからなんですね!
私の場合、寝返りなど関係なく、どんなに疲れていても、娘の寝顔と笑顔を見ると元気になりますけどね(笑)
娘大好きな私ですから、当然PCやスマホの待受はもちろん娘です。
本当はどちらか妻にしたいところですが、妻に見られると恥ずかしいので待受はやめています。これは、どうでもいい話ですね・・・。
娘の寝相の話ついでなんですが、みなさんのマットレスは、いったいどんなタイプをお使いになっているでしょうか?
低反発などの柔らかいマットレス?
高反発などの硬めのマットレス?
他にもいろいろありますよね?
そして、患者様にもこんな質問されませんか?
「先生、どんなマットレスがいいんですかね?低反発のがいいって聞くんですけど、どうなんですか?」
みたいな質問。
その時どんな風にお答えしていますか?
実際のところ、マットレスの正解ってあるのでしょうかね?
正直私には、まだ正解は出ていません。
しかし、体のプロとして患者様に対してわかりませんは、やっぱり良くないと思います。
だから、患者様には、あくまで私の考えですが、と前置きをしてから、私なりのマットレスの選び方をお伝えしています。
そこで、今回は、私なりのマットレスの選び方についてお伝えしていきたいと思いますね。
あくまで、私の考えなので、あっているかどうかはわかりませんよ!
それでも、今の私の中では一番しっくりくる考え方なのでよろしくお願いします。
では、私なりのマットレスの選び方はというと
できる限り硬い物を選ぶといいと思っています。
なぜか?
冒頭でも少し出てきましたが、人間は寝返りを打つことで、歪みを整えたり、体液の循環を上げて疲労回復をしていきます。
ですので、極力寝返りのしやすいマットレスがいいと思っています。
だから、体が沈み込むようなマットレスは、スムーズに寝返りが打てないと思うので、私はおすすめしないのです。
しかし、低反発はどうなのでしょうか?
低反発は柔らかいですが、体にフィットするので、寝返りしやすいのでは?
と思われたかもしれません。
その通り、私も寝返りしやすいと思っています。
言っていることが滅茶苦茶と思わないでくださいね。
これから、説明していきます。
低反発は、体にフィットして動きやすくなるのですが、逆にフィットしてしまうことで、ある弊害も出てしまうのです。
それは、マットレスと体との隙間の遊びがなくなってしまうことです。
このマットレスと体に隙間が有ることで、寝返りをうった時に、背骨や筋肉がねじれたり出来て、本来の位置に戻っていけると私は考えています。
だから、この遊びがなくなってしまうと、寝返りを打っても歪みの改善ができないのではと思っています。
日中の疲労が少なくて、もともと歪みが少ない人なら、マットレスがフィットしている状態の方がもしかしたら、いい状態をキープできるかもしれません。
しかし、歪みのある人では、マットレスがフィットしてしまうと、悪い状態をキープされてしまいます。
そのために、疲労が回復しないばかりか、余計疲れてしまう可能性も出てくるのではないかと私は思っています。
逆に、硬いマットレスでは、マットレスと背中との間に遊びがたくさんあるため、歪みを整えるスペースがたくさんあるのです。
デメリットは、硬いマットレスだと、背中とマットレスが、点で支えるようになるので、寝返りが上手く打てない人は、最初は床ずれなどになるかもしれません。
また、歪みがある程度整ってくるまでは、偏って負荷がかかるところが出てくるので、体のどこかに痛みが出ることもあります。
しかし、ある程度日数がたってくると寝返りが打てるようになってきて、徐々に自分で体を整える機能が働くようになり、疲労が回復しやすくなってくると私は考えています。
その頃になると、寝ていても痛みが出ることも減ってくるでしょう。
特に、妊婦さんは、お腹が大きくなってくると、反り腰になったり、体液の循環が悪くなりやすいので、寝返りの効果はとても大切になってきます。
だから、妊婦さんにはどんなマットレスを使っているかなども問診時には聞いています。
本当は、マットレスを替えた方がいい場合もあるでしょうが、そこまでは無理という方には、布団で寝てもらったりしてもらいます。
実際に、ベッドから布団に変えてから腰痛が楽になる妊婦さんは結構います。
一般の腰痛患者様でも効果は期待できると思います。
注意点は、最初の何日間は、逆に痛くなることもありますので、そこはしっかり説明しておいてくださいね。
歪みが落ち着くまでは、当然痛いですから。
マットレスについては、いろいろな考えがあると思いますので、私の考えが間違っていると思われる人も当然いると思いますが、それはそれでいいと思います。
患者様には、先生方の自信のある答えをぜひお伝えあげてくださいね!
もし、患者様にマットレスはどんなものがいいのですかと質問されて
自分なりの答えがなければ、私の考えを参考にされてもいいと思いますよ!
追伸
腰痛になる妊婦さんは、反り腰になっていることが多いです。
当院では、セルフケアとして反り腰を改善するための寝方を指導しております。
この寝方は、一般の腰痛の人にも効果的です。
もし、その寝方が知りたい方は、こちらを参考にしてみてくださいね!
http://www.medical-info.jp/sinkyu/manual-therapy/c_katou_01/
◎シューっと一吹きするだけで筋肉が緩んで体の環境が整いやすくなるのが、協会御用達の「炭酸スプレー」
そんなスプレーに興味があればこちらを見てください!
http://www.iyashi-ikoi.com/pages/cat333/002492.html