“つもり”になっている【安治久志】

2026.08/11

集客の為にSNSが大事なのもわかっている。

技術も大事なのわかっている。

他にも、世の中に大事なものがあるのも知っているし
分かっているが、結果に繋がらない。

それは殆どがつもりになっている。

僕たちの仕事では特に

「患者さんを見ることが大切」

これは、施術家であれば誰でも分かっていることだと思います。

問診をする。
動きを確認する。
痛みの場所を聞く。
施術中の反応を見る。

当然やっているから、

「自分は患者さんを見ている」

と思います。

でも、ここで一度考えてみてほしいんです。

本当に施術中、患者さんを見ることを最優先にしていますか?

「分かっている」と「最優先にしている」は違う

例えば、肩が上がらない方が来たとします。

「肩甲骨かな」
「胸郭かな」
「首かな」

と考えて施術する。

変化が少ないと、

「次はこの技術を使おう」

と考える。

もちろん、患者さんを良くしたいからやっています。

でもこの時、知らないうちに患者さんではなく、

「どの技術なら結果が出るか」

を追いかけていることがあります。

つまり、患者さんを見ているつもりでも、

実際には自分の正解を探していることがあるのです。

良くしたい気持ちが強いほど見えなくなることもある

僕自身も以前は、

「肩を上げないと」
「痛みを取らないと」
「もっと変化を出さないと」

と考えていました。

これは決して悪い気持ちではありません。

しかし「結果を出すこと」が最優先になると、

体が緊張している、呼吸が浅くなっている、

刺激を警戒しているといった目の前の反応を見落とすことがあります。

そこで僕は、

「何をすれば変わるのか?」

だけではなく、

「今、この人はどんな状態なのか?」

を見るようになりました。

ここから生まれた考え方が、

「触る前に整える」

です。

技術より先に見るものがある

炭酸整体も、炭酸を吹くこと自体が目的ではありません。

大切なのは、施術する前に状態を確認し、反応を見ながら次の判断をすることです。

同じ技術でも、

「手順通り最後までやる先生」と
「患者さんの反応によって止めたり変えたりできる先生」

では、使い方が変わります。

だから必要なのは、技術の数だけではありません。

技術を使うための“見る力・考える力・判断する力”です。

明日の施術で確認してほしい3つ

施術中、一度こんなことを自分に問いかけてみてください。

  • 今、一番優先しているものは何か?
  • 自分の手順と患者さんの反応、どちらを見ているか?
  • 「何をしたか」ではなく「何が起きたか」を確認できているか?

「患者さんを見ることが大事」と知っているだけでは、施術は変わりません。

本当にそれが最優先になった時、今持っている技術の使い方そのものが変わってきます。

技術を増やす前に、まず「自分は何を見ているのか」。

ここを整えることが、施術家としての成長につながると僕は考えています。

土曜日に勉強会、体験会を行っています。

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