年齢ごとの“戦い方”を知る【安治久志】

2025.11/03

「10代は友達、20代は体力、30代は技術、40代は人脈、50代は健康、60代は愛嬌。」

聞いた頃もあると思いますが
“時期ごとに使う武器が違う”という真理が見えてくる。

 

 

にもかかわらず、

20代から「効率」や「バランス」を重視して”お手軽なもの”

手を出しすぎる人が多い。

 

その思考が、成長の芽を自分で潰してしまうんです。

 

■ 20代は「量」で殴れ。

理屈じゃなく、行動量で勝つ時期

 

20代は“学ぶ”より“動く”。

“分析”より“行動”。

“完璧”より“挑戦”。

 

 

ビジネスでも、

量の先にしか「質」は存在しない。

動画編集、LP制作、発信、セールス──。

すべて、圧倒的な「数」をこなした人だけが“型”を掴む。

 

だからこそ、

「効率よく」よりも「バカみたいにやりきる」。

それが20代の最大の資産になる。

 

 

 

■ 30代は「技術」で戦う──経験を体系化せよ

20代で積んだ“量”を、30代で「技術」に昇華させる。

経験を言語化し、仕組みにして、人に教える。

 

 

この“体系化力”こそが、個人ビジネスで最強の武器。

つまり「一人でできること」から、「人を動かすこと」への転換期。

 

ここで技術を磨かず“感覚”のままで走ると、

40代で必ず頭打ちする。

 

 

■ 40代は「人脈」で飛躍する──人が“信用”を運んでくる

人脈は“紹介”ではなく、“信頼”の積み重ね。

 

 

20代の量、30代の技術で得た信頼が、

40代で「人脈」という形で返ってくる。

 

 

だから、20代・30代で「信用を貯金」しておくこと。

それが40代以降の最大のレバレッジになる。

 

だから、20、30代でうつつ抜かしている人間は

40代以降にブレーキが掛かるんです。

 

 

■ 勝者は“勝者同士”で組む──それが現実

現実はシビアです。

 

勝った人は勝者同士で組み、さらに勝つ。

負けた人は負けた人同士で慰め合い、さらに沈む。

 

 

 

この構造は、どんな業界でも変わらない。

だから、まずは一人で勝つこと。

そして、「勝者の輪」に入れる人間になること。

 

 

■ ワークライフバランスより「ライフワークの情熱」を

20代から「ワークライフバランス」と言い出す人ほど、

10年後に「どっちも中途半端」になっている。

 

 

本気で人生のバランスを取りたいなら、

今、偏るくらいの情熱を注ぐこと。

 

“やりきるエネルギー”を持った人にしか、

本当の自由は訪れない。

 

 

「今のあなたの武器はどこにあるか?」

1️⃣ 今の自分は、どの“世代の武器”を使っている?

2️⃣ その武器は、今のフェーズに合っているか?

3️⃣ 次のステージに行くために、“どの武器”を鍛えるべきか?

 

 

■ 結論:量をこなした者だけが、質を語れる

商売もスポーツも同じ。

練習もせずに「センス」で勝てる人はいない。

 

 

「量」を積んだ人だけが、「質」を掴み、

「質」を磨いた人だけが、「人」を動かせる。

 

だから焦らず、

自分の“世代の武器”を正しく使いこなすこと。

それが、商売人マインドの第一歩です。