インフレなき貨幣価値【瀬上一憲】

2025.10/29

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

また今回も仕事とは全く関係ない話。

先日、ワールドシリーズ中継で、

トロントCNタワーの展望室からの映像を中継途中に挟んでいました。

 

 

よくある足下が硝子張りで下がよく見えるという、

今では大して珍しくもない展望階なのだけれど、

そこに登るのに、約5000円の入場料が必要ということを話していた。

 

 

30年前、あの界隈を旅行した記憶があるのだけれど、

料金も何も対して高いとも思わずに登った記憶がある。

 

 

同様に、アメリカの球場でモノを食べたり

ビールを飲んだりすると、日本の価格と比較すると、

信じられないぐらい高いと感じる価格が設定されていたりする。

 

 

たしかに、今の日本円と国内の価格設定からすると、たしかに高額。

インフレ大国アメリカの鶏卵なんて12個入りワンパック1500円ですから。

 

 

大変だなぁ、彼の国は、などと呑気にしていられません。

物価高、インフレに悩む国ではあるけれど、その分給与水準も高い。

 

 

その流れは東南アジアでも。

タイにて、家族4人で屋台にて夕食。

 

 

普通に食べて一万円超という話も聞くと、

一人日本だけが取り残されていたのではということに思いが及びます。

 

 

よく失われた30年とか言いますけれど、

30年前と今では対して貨幣価値に違いがないことに気が付きました。

 

 

自分が子供の頃と30年前、そして今。

よく今昔のモノの値段の比較ってあるけれど、

それからすると今のアメリカのモノの値段の方が

正しいのではという気すらしてきます。

 

 

そりゃ国力も落ちてくるわ。

外国人がわんさか押し寄せてくるのも、

日本では金の使い出があるからに他ならない。

 

 

一昔前、東中アジアで円の使い出があったのと同じ理屈。

国が悪いのなんのと今になっていったってしょうがない。

 

 

インフレ率を加味すると今の価格の5倍が相当だから、

ウチの整体料金は3万円が適正ですって言っても、誰も相手にしてくれん。

 

 

それは値上げの理由にすらならん。(笑)

給料も倍、3倍になっていたら別でしょうけれど。