スポーツ遺伝子の話②【瀬上一憲】

2025.10/22

スポーツ遺伝子の話②

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

前回からの続きです。

以下、「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?」からの抜粋です。

 

 

ざっくり書くと、

特定の競技において超一流の選手になるには、

生まれながらの才能(体型等を含む。)が遺伝子の組み合わせによって

構築される可能性が高いが、現代科学でそれを特定するのは不可能。

 

 

そして、資質もさることながら、

それを伸長させる環境、そして本人の

努力の全てが必要という、ある意味当たり前の結論でまとめられています。

 

 

マラソンで圧倒的強さを誇る

ケニヤ勢(中でもカロンジン族)を例にすると。

 

 

腰幅が狭く、脚が長く

下腿は細いというランニングエコノミーに優れている身体的特徴があることに加え、

 

 

幼少期より長距離を歩き・走る移動が主であることにより、

心肺・脚力が鍛えられ、更に走ることを手段として

立身出世できるというモチベーションが高い等の環境があり、

 

 

それらの資質を持つ優秀なランナーたちによる

切磋琢磨がなされた結果、トップクラスのランナーたちが

排出されるという循環に繋がる。

 

 

「才能×環境×努力」のいずれもが

超一流のアスリートが生まれるために

欠くことの出来ない要素であると。

 

 

そして、幼少期は、いろいろなスポーツを経験し、

自分の適性を見つけ、そこで可能な限り質の高い

トレーニングを積むのが一番だと。

 

 

まぁ、よく言われる話で特に

真新しいことはあまりなかったというのが読後の感想でした。(笑)

 

 

というのも、大谷選手を見ていれば、そりゃそうだろという話。

とんでもない化物ですよね。

両親がともにスポーツ選手で体格に恵まれている。

 

 

幼少期は水泳を始め、いろいろなスポーツに取り組む。

野球に特性を見出し、練習に励む。

成長の節目に素晴らしい指導者に出会い、さらに才能が開花する。

本人は不断の努力を怠らない。

成功しないわけがない。

 

 

まぁ、そんな超一流に皆が皆成れるわけでもないけれど、

トレーニングを積むことにより、自身の可能性が広がり、

いろいろな意味で人生を切り開く礎となるのは間違いない、ということで。