技術(マーケティング)学ぶ前に意図をもて【安治久志】

2025.03/30

昨年11月頃に友人から教えてもらった
”タフティ”の書籍に出会い
考え方が大きく変わりました。

 

その中でも”意図を持つ”という
概念というか考え方が自分では養われたような感じています。

 

この意図を鍛える方法で今回お話しをしていきますが

まず、現代の人は「意図の力」が弱くなっており、
自分で現実を創るよりも、流されることが増えています。

1️⃣ 「意図」が弱い=自分で現実を創る力が低下している

例えば、
仕事をしているのに「なんとなく」やらされている感じがする
ダイエットしようと思っても、すぐに挫折する
「本当にやりたいことがわからない」と迷う人が増えている

これらは、意図の力が弱まり、外部の影響に流されている状態です。


2️⃣ 「意図の力」が弱くなった原因

情報過多による「思考の迷子化」
現代は情報があふれすぎていて、何を選べばいいのかわからなくなっています。
例えば、健康法ひとつとっても、

  • 「糖質制限がいい!」

  • 「やっぱりバランスよく食べるのが大事!」

  • 「ファスティングが最強!」

と、相反する情報が飛び交い、結局「何が正解かわからない」状態に…。
結果、自分の意図を決められず、流されてしまいます。

「選択肢が多すぎる」ことによる決断力の低下
昔は「これをやるしかない!」という状況が多く、意図を持つことが当たり前でした。
しかし、今は選択肢が無限にあるため、

  • 「決められない」

  • 「決めてもすぐに変えてしまう」

  • 「決めた後も、本当にこれでよかったのか不安になる」

という状態になりがちです。

「苦労すること=悪」という価値観
意図の力を強くするには、ある程度の困難や試練が必要です。
しかし、現代は「楽して成功する」ことが求められがち。

  • 「簡単に稼げる方法!」

  • 「すぐに痩せるダイエット!」

  • 「〇〇するだけで幸せになれる!」

といった情報があふれ、意図を持って努力することが軽視されがちです。

「展開思考」の欠如=自分で未来を描けない

こちらはインスタの方でもアップしましたが
タフティ理論では、現実は「意図 → 展開 → 具現化」の
流れで創られるとされています。

しかし、現代は短期的な結果ばかりを求め、
展開(未来を広げて考える力)が弱まっているため、
「意図を持っても続かない」人が増えています。


3️⃣ 「意図の力」を取り戻すには?

「意図の決定=宣言」と考える
「こうなればいいな」ではなく、
「私は〇〇をやる」と決めるだけで意図の力は強くなる。

情報を減らし、「自分の基準」を持つ
SNSやネットの情報を減らし、自分の体験や直感を大切にする。

小さなことでも意図を持って行動する
「今日はこのタスクを必ず終わらせる」など、
日常の中で意図を明確にする習慣をつける。

「展開思考」を鍛え、未来を先に決める
「この意図の先に、どんな展開があるのか?」を考え、
長期的な視点で物事を捉える。


まとめ

意図の力が弱くなっているのは、
情報過多・選択肢の多さ・苦労回避・展開思考の欠如が主な原因。


意図を持つためには、
情報を整理し、自分の基準を決め、展開思考を鍛えることが大切です。

タフティ理論では、
「意図 → 展開 → 具現化」の流れを意識することで、
より強い現実創造ができると考えられます。

あなたは、今どんな意図を持っていますか?

1. なぜそれをやるのか?(Purpose:目的)
2. どんな影響を与えたいのか?(Impact:影響)
3. どう行動するのか?(Execution:実行)

この3つを組み立てれば
あとは進んでいくだけです。