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2025.04/15
無くならないコンサル被害【安治久志】
2025.03/27

師匠がコンサルなんてろくなものじゃないと
言っていた事をたまに思い出します。
当時は性格がひん曲がっていたので(笑)
ポジショントークだと思っていました。
人がコンサルの机上の空論に引きつけられる理由は、
心理的な特性とビジネスの構造が関係しています。
この事を知っているだけでも
今よりも確実に出さされにくくまたコンサル被害に合わなくなる
確率が上がりますので参考にして下さい。
1️⃣ シンプルで分かりやすいものに惹かれる
人は 「すぐに成果が出そうな話」 に魅力を感じます。
コンサルの話は、現場の苦労や細かい調整を省いて
「理論上はこうすれば成功する」とシンプルに整理されているため、
聞いていて気持ちがいいのです。
✔「〇〇するだけで売上UP!」
✔「このフレームワークを使えば成功!」
こうした明快なメッセージは、疲れた経営者や
施術家にとって希望の光に見えます。
2️⃣ 「誰かに答えを教えてほしい」心理
特に経営や集客で悩んでいるとき、人は 「確実な答え」 を求めます。
・「これをやればうまくいく」
・「このノウハウが最適解」
そう言われると、考える手間が省けるので飛びついてしまいます。
でも、現実は「これさえやれば成功する」という万能な答えはなく、
実際の施術現場やお客さんとの関係性を踏まえた対応が必要 になります。
3️⃣ 実行の難しさが見えにくい
コンサルの理論は 「理想状態での成功例」 を語ることが多く、
実際にやるとなると難しい部分 が隠されています。
たとえば、
✔ 「高単価メニューを作れば売上UP!」 → 実際にはリピート率や信頼構築が重要
✔ 「広告を出せば集客できる!」 → 競争が激しく、費用対効果が問題になる
こうした 「見えない課題」 を知らずに、机上の空論に飛びついてしまうのです。
じゃあ、どうすればいいのか?
✅ 「理論+現場の経験」をバランスよく活用する
✅ 自分の業種や状況に落とし込んで考える
✅ 「やるべきこと」ではなく「できること」から実践する
つまり、 ノウハウに頼るのではなく、
自分の現場に活かせる方法を見つけることが大切。
施術業界でも、
「どんなテクニックより、実際に目の前のお客さんをどう改善するか?」 が本質ですよね。
机上の空論を活かすには、 「実際の現場で使えるか?」 を常に意識することが重要です。
そこでよく勘違いしているのが
コンサル=売り上げが上る
そこからコンサル被害の最たるものです。
コンサルはあなたのビジネスを
向上や成長させる”確率”を上げるだけのものです。
だから、確率を上げるために
机上の空論を語る。または、抽象度が高い話をしてきます。
それに惑わされる事なく
自分が確実に取り組めるものから
着実に取り組んでいきましょう。