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ポジティブという言葉のまやかし【安治久志】
2025.03/13

「ポジティブでいれば、良いことが起きる」とよく言われます。
ですが、
この言葉を聞いて、なんだか薄っぺらいと
感じたことはありませんか?
まるで
「これさえやれば集客できる」
「これをやれば稼げる」という単純な
発想のように思えてしまう。
実際、ポジティブ思考を過信して
「ただ明るく前向きでいれば、何もしなくても成功する」と
考えてしまう人は少なくありません。
しかし、それは大きな誤解です。
本当のポジティブ思考とは、単なる楽観思考ではなく、
現実を直視しながら解決策を見出し、行動し続ける力のことなのです。
本当の「ポジティブ思考」とは?
単純に「楽しいことだけ考えよう」とか
「ネガティブな気持ちを無視しよう」というのは、
本当のポジティブ思考ではありません。
むしろ、ポジティブ思考とは、
困難があっても「どうすればできるか?」と考え続ける力のこと。
つまり、現実をしっかりと受け止めながらも、
前向きに解決策を模索し続けるマインドセットが大切なのです。
ポジティブ思考の本質とは?
✔ 現実を直視しながら、解決策を見出す思考法
✔ 困難があっても「どうすればできるか?」と考え続ける力
✔ ネガティブな状況でも行動を止めないマインドセット
例えば、集客がうまくいかない場合、
「自分はダメなんだ」「運が悪いんだ」とネガティブに考えるのではなく、
「この方法が合わなかっただけだ」
「じゃあ別のアプローチを試してみよう」と
切り替えて行動を続ける。
この姿勢こそが、本当のポジティブ思考です。
「ポジティブでいれば良いことが起きる」の本当の意味
実は、「ポジティブでいれば良いことが起きる」という言葉には、
大切なポイントがあります。
それは、ポジティブな思考が行動を生み、
結果につながる という流れがあるということ。
つまり、
➡ ポジティブな気持ちを持つ
➡ 前向きな行動が増える
➡ 試行錯誤を繰り返し、改善する
➡ 結果がついてくる
このプロセスを経ることで、
はじめて「良いことが起きる」ようになるのです。
逆に、ただ「良いことが起きるはず」と
思い込むだけで何もしなければ、
当然ながら状況は変わりません。
マーケティングでも
「これをやれば成功する」という単純な
ノウハウが通用しないのと同じで、
ポジティブ思考も行動とセットになって初めて意味を持つ のです。
ポジティブ思考を活かすためのポイント
「ポジティブでいるだけではダメなら、どうすればいいの?」
と思うかもしれません。そこで、
ポジティブ思考を本当に活かすためのポイントを紹介します。
① 現実を受け入れたうえでポジティブになる
「なんとかなる!」と楽観するのではなく、
「今の状況はこうだ」と現実を把握したうえで、
「じゃあ、どうする?」と前向きに考えることが大切です。
② 行動を起こし続ける
どんなにポジティブでも、行動しなければ何も変わりません。
「できることを1つでも増やす」「うまくいかなかったら別の方法を試す」など、
試行錯誤を続けましょう。
③ 「小さな成功」を積み重ねる
ポジティブな気持ちを保つには、「自分はやればできる」
という実感が必要です。そのために、些細なことでも成功体験を積み重ね、
自己肯定感を高めていくことが重要です。
まとめ
「ポジティブでいれば良いことが起きる」という言葉は、
決して間違いではありません。ただし、それを「楽観的でさえいれば成功する」と
誤解すると、本質を見失ってしまいます。
本当のポジティブ思考とは、
現実を受け入れながらも前向きに解決策を考え、行動し続けること。
ただの楽観主義ではなく、
「どうすればできるか?」を考え抜く力を身につけることが、
人生やビジネスの成功につながるのです。