功罪【瀬上一憲】

2025.02/04

功罪水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

先週の記事で書かせていただいた「予防策」の続記事です。

 

鼻にシュッとやる噴霧器(大層な機械のように聞こえますが、

プラケースの液体を霧状にシュッとやるだけのものです)を

田舎だと売っていないもので、アマゾンのお世話になり購入しました。

で、試しにやってみたら、

これがなかなかに快適なことに驚きました。

 

 

目も適度に潤いますから、

目薬も要らず鼻の中は適度に湿ってくれていますから、

鼻呼吸も楽ですし。

 

 

ただ、電車に乗っているときとかに鼻にシュッとやると、

怪しげな液体を鼻から取り込んでいるように見えなくもない(笑)ので、

やる場所には要注意と言ったところでしょうか。

目からウロコ的な健康法で

お金もかからないという誰でも簡単にできる種類のものについて

人間は積極的にそれに取り組もうとはしないと先週書きました。

 

 

「特に日本人は」、という言葉を

書き加えるのを忘れていました。

 

 

米国人に比べ日本人は、

健康であり続けるための様々な

取り組みに積極的でないということがよく言われます。

 

 

そのココロは、国民皆健康保険制度にあると言われています。

 

 

個人負担が少なく病院にかかる

敷居が低い日本人に比べ、高価な費用が請求される

米国人は相対的に健康であるための取り組み、

その他医療保険への個別加入等に大きな差があると言われてきました。

 

 

子どもたちのインフル等の

罹患が増加、というニュースが年末年始に流れました。

 

それは、私の住む田舎も同様。

 

 

ただ、ここ最近の傾向として、

高校生まで医療費無償化政策が全国的に

展開されるにいたり、病院は子ども連れの親が

多く見られるようになりました。

 

 

中には欲しい薬が処方されないと、

ドクターショッピングよろしく、はしごに走る人も。

 

 

子育てはお金がかかることはわかるけれど、

罹らないようにする努力をしているのか疑問だという話もよく聞きます。

 

 

整骨院にかかる費用まで無償、

更には鍼灸等にも医者の同意があれば

保険適用可なんて話を耳にすると、高齢者医療費の問題だけでなく、

モラルなき世界で無尽蔵なお金のバラマキをされると、

そのつけは一体誰が払うことになるのでしょうか。

 

 

保険制度なんてものがなかった江戸時代、

庶民たちは健康であり続けるため、ツボ押しが流行したといいます。

 

現代日本人こそ、かくあるべき、だと思うのですが。