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聞いてないよぉ【瀬上一憲】
2025.01/21

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」
親が亡くなると、殆どの子(長子)は、
その様々な手続きに忙殺されることとなります。
市役所に届け出るのはお約束。
年金事務所、銀行口座が停止になっていれば、
その凍結解除のために必要書類を整える必要がありますし、
確定申告に準じた「準確定申告書」の提出も必要に。
やらねばならないこと、ですので粛々と進める他無いのですが。
以前、マイナンバーカードの利点の一つとして、
亡くなったときの手続きがワンストップでできる、と言われていた記憶があります。
が、これがとんでもないことで。
あちこちの窓口に出向いて手続きするのは、昔と同じ。
ちっとも変わらんと思っていたのだけれど、
医療費控除のためのデータはそのまま使えると思っていたわけです。
実際、年末時点で、
父の医療費はきちんと集計されているデータを確認していましたから。
ところが、マイナンバーカードは、
本人が亡くなると、失効(データ検索できなくなる)してしまうわけで。
おかげで、医療費は一から集計し直さなければならなくなるし、
準確定申告の手続きもe-Taxは使えないから、紙でしなければならない羽目に。
そういうものだから、と
言われてしまえばそれに従うほかないのだけれど、
それで還付される金額が数千円程度だと、その結果を見て更に愕然とする。
俺の時間を返せと。
でも、資産がたんまりあって
税理士らに依頼するなら別ですが、
そうでない人たちにとってはそれすら手数料で持ち出しとなってしまうわけで。
粛々とやる以外ありませんが、
なんとかならんものかと思わずにはいられません。