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病院コント【瀬上一憲】
2024.12/03
水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」
既存の保険証が12/1から発行されないこととなり、
半ば強制的にマイナ保険証がスタートしました。
色々エラーが出ると困ることになりますが、
高額医療費の申請等いちいち市役所に出向かずとも、
病院窓口で提示するだけですんなり通ってしまう便利な面も実はあります。
私も入院時、早速使いました。
これだけは便利でした。
先週、11/29の金曜日。
高齢の父に付き添い、病院3件をはしごしました。
病院・薬局の窓口では大層本件絡みの行列ができておりました。
いわゆる顔認証の際、近づきすぎたり、
遠すぎたりして機械が認証してくれないのはお約束。
マスク着用が義務付けられていますから、
そのままで認証に臨もうとしても当然機械は反応してくれない。
暗証番号等は、とうに忘れた。
それでも、間違って押しまくり、使えなくなってしまう方も。
更には、紐づけしていないマイナカードを持参したらしく、
弾かれる等々(ちなみにこの方、端末で確定申告できなさそうな人だったので、
そもそもどうして紐づけしないでマイナンバーカードを作ったのかとても不思議でした)。
傍から見ていると、
これはもうコントなんじゃないかと
思える光景がくりひろげられていました。
その都度窓口のお姉さんが出てきて、
あれこれ対応していましたが、マイナ保険証の利用実績15%程度だと、
いきなり使えと言われてもこうなるわな、と納得してしまいます。
河野デジタル大臣のツケは、
すべて末端の受付のお姉さんに回されていました。
既存の保険証に変わってマイナ保険証を
使うことになるという周知までは良かった。
実際に、カードを作るまではいったから。
でも、その先の運用(実際に使用)がなかなかできないのと、
既存の保険証を使えないと判断して持ってきていない人たちが
大勢いることは想定されたことではなかったかと。
ウチの92歳にそれを自身で
やらせようとしても多分無理なのは当然。
慣れの問題であろうことではあるものの、
もう少し導入に工夫が必要だったとは思う。
けれども、誰も反省しないだろうし、責任も取らないでしょう。
「淘汰」を待っているのでしょうけれど、しぶとい団塊世代がいるからなぁ。
混乱コントはこの先もずっと続くかと思われます。
それにしても、すごいお金をかけて導入したこの仕組みは、
誰のためにしたことなんだろう。