人はどこから弱るのか【瀬上一憲】

2024.10/29

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

北の国では、朝晩の冷え込みがきつくなってきました。

 

 

だからというわけではありませんが、

うちの高齢の父の調子がまたぞろおかしくなってきました。

 

 

確か去年も今頃だった気が…。

調子が悪くなるきっかけはいつも足。

前回は足のむくみからでしたが、

今回は足が痛いといいだしていた。

 

 

帰宅した息子が自宅で

転がって起きれなくなっている爺さんを発見。

 

 

色々しでかした粗相の後始末をして、

なんとかベッドに運び込むも、今度ばかりは

入院も覚悟せねばと思わざるを得ませんでした。

 

 

なんとか落ち着かせ、

その晩は、痛い方の足にオイルマッサージを施し、

就寝させた翌朝。

 

 

フラつきながらも

自分の足で歩き出した父にほっと一安心した私でありました。

 

 

確実に老いは体を蝕んでいると実感させられます。

 

老いは足から、が定番であることを実感します。

 

若い頃、長距離走が

得意だったという父でしたが、

鍛えたはずの自慢の足が今はどこへやらです。

 

 

程度の差こそあれ、

高齢でも自活できている人を見るに、

健常な人と弱ってしまう人の差は一体どこから

来ているのかと不思議に思います。

 

 

呆けもなかなかに厄介ですが、

つま先が上がらず、すり足で歩く姿も

その先が想像できるだけに、なかなかに悩ましいものがあります。

 

 

ただ、だからといって即効的にこれが効くというのも…。

 

 

デイサービスでマッサージや

歩行訓練等は受けているにもかかわらず、

老いに対して「現状維持」がとても難しい歯痒さがあります。

 

 

「ピンピンコロリ」という世界が

本当にあるものなのか甚だ疑問ですが、

できうる限り楽しい余生を送らせたいものとあれこれ尽くしています。

 

 

典型的な親不孝の私でしたが、帳尻合わせはなかなかうまく行きません。